ひつじの添い寝SHEEP LULLABY

レム睡眠とは|ノンレム睡眠との違い・約90分周期をやさしく解説

公開日 2026年8月29日 / 文責 株式会社エム・ジー・ケイ / 更新日 2026年9月10日

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。レム睡眠の特徴と、2つの睡眠の関係を公的資料に沿って説明します。

この記事でわかること
  • レム睡眠は「夢を見る睡眠」として説明されること
  • ノンレム睡眠とのちがいと、約90分周期の関係
  • 90分の倍数や夢についての、よくある誤解

レム睡眠とは

レム睡眠とは、眠っているあいだにあらわれる睡眠の段階のひとつで、夢を見る睡眠として説明されるものです。厚生労働省のe-ヘルスネットには、眠りのメカニズムについて次のように書かれています。

睡眠にはサイクルがあります。夢を見る「レム睡眠」と大脳を休める「ノンレム睡眠」が約90分周期で変動し、朝の覚醒に向けて徐々に始動準備を整えます。
(厚生労働省 e-ヘルスネット「健やかな睡眠と休養」より)

一般には、からだは休んでいるのに脳は活動している眠り、という言い方でも紹介されます。

名前の由来は「急速眼球運動」

レム(REM)は、Rapid Eye Movement=急速眼球運動の頭文字です。まぶたの下で眼球がすばやく動くことから、この名前が付いています。「REM睡眠」と書かれることもありますが、同じものです。

ポイント

レム睡眠は「夢を見る眠り」、ノンレム睡眠は「大脳を休める眠り」。約90分周期で入れかわりながら、朝の目覚めへ向かいます。

ノンレム睡眠とのちがい

ごく大まかに並べると、次のようになります。

項目レム睡眠ノンレム睡眠
よばれ方夢を見る睡眠大脳を休める睡眠
名前の意味急速眼球運動(Rapid Eye Movement)の頭文字「レム睡眠ではない睡眠」という意味

「ノンレム」は否定の non が付いた言い方で、レム睡眠以外の眠りをまとめて呼んでいます。

ひと晩のなかで、どう入れかわるのか

レム睡眠とノンレム睡眠は約90分周期で入れかわり、朝の覚醒に向けて少しずつ準備が整っていきます。眠りは一本の直線ではなく、ゆるやかな波のようなものです。

同じページには、規則正しい睡眠リズムについて「日中の疲労蓄積による『睡眠欲求』と体内時計に指示された『覚醒力』のバランスで形作られます」とも書かれています。眠る時刻と起きる時刻がおおよそ一定であることが、この波の土台になります。

よくある3つの誤解

「90分の倍数で起きればよい」

資料でも「約90分周期」と書かれているとおり、周期はぴったり90分と決まっているわけではありません。時計の計算だけで目覚めを組み立てるのは、むずかしいところです。

「夢を見た夜は眠れていない」

レム睡眠は、ひと晩のなかでくり返しあらわれます。夢を覚えていること自体が、眠れていない証拠になるわけではありません。

「レム睡眠は無駄な時間」

ふたつの眠りは、どちらか片方だけを取り出せるものではなく、組になってあらわれます。片方だけを増やそうとしても、現実的ではありません。

言葉より、夜のすごし方に生かす

名前を正確に覚えることよりも、眠りにつくまでの時間をどう過ごすかのほうが、毎日の実感には近いかもしれません。

  • 寝る時刻と起きる時刻を、おおよそそろえてみる
  • 寝る前は部屋の明かりを少しやわらげる
  • 気持ちが落ち着く音を、小さめの音量で流してみる

どれも、夜の環境づくりとして取り入れやすい工夫です。

よくあるご質問

レム睡眠とノンレム睡眠は、どちらが深い眠りですか。

厚生労働省 e-ヘルスネットでは、レム睡眠は夢を見る睡眠、ノンレム睡眠は大脳を休める睡眠と説明されています。深さで一列に並べるというより、性質のちがう眠りが交互にあらわれるもの、と考えるとわかりやすくなります。

90分の倍数で起きると、すっきり目覚められますか。

資料でも「約90分周期」と書かれているとおり、周期はぴったり90分と決まっているわけではありません。時計だけで狙うよりも、寝る時刻と起きる時刻をおおよそそろえるほうが、生活のリズムはととのえやすくなります。

夢をよく見た夜は、眠れていないということですか。

夢はレム睡眠のときに見るものとして説明され、レム睡眠はひと晩のなかでくり返しあらわれます。夢を覚えていること自体が、眠れていない証拠になるわけではありません。気になる状態が続くときは医療機関にご相談ください。

出典・参考

ご注意

この記事は一般的な情報をまとめたものであり、病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。アプリ「ひつじの添い寝」は医療機器ではなく、症状の改善や治療を行うものでもありません。

眠れない状態が続くとき、日中の生活に支障が出ているときは、ひとりで抱えこまず医療機関にご相談ください。