睡眠時に流す環境音の種類まとめ|自然音・ノイズ・子守唄の図鑑
眠る前に音を流してみたいけれど、雨の音がよいのか、ホワイトノイズがよいのか、迷ってしまう。このページは、そんなときに眺めていただく「眠るための音」の図鑑です。大きな分類ごとに特徴をまとめ、くわしい解説ページへの入口をならべました。
- 眠るときに流す音を大きく5つの分類に整理
- 自然音・ノイズ・生活音・子守唄・声それぞれの特徴
- 音を選ぶときの目安と、くわしい解説ページへの入口
眠るための音は、大きく5種類
眠るときに流す音は、数えきれないほどあるように見えて、音そのものの性質で分けると、大きく5つにまとまります。まずは全体像を、表でご覧ください。
| 分類 | 代表的な音 | どんな音か |
|---|---|---|
| 自然音 | 雨、波、川のせせらぎ、たき火 | 同じようでいて少しずつ形が変わる、ゆらぎのある音 |
| ノイズ | ホワイトノイズ、ピンクノイズ | 変化がほとんどない、広がりを持った一定の音 |
| 生活音・乗り物 | 扇風機、電車の走行音、車内の音 | ふだん聞き慣れていて、背景になじみやすい音 |
| 子守唄・楽曲 | 子守唄、静かなアレンジ曲 | メロディがあり、耳が音を追いかける音 |
| 声 | 数える声、ささやき | 言葉として届く、人の気配のある音 |
この分類は「音の性質」で分けたもので、良し悪しの順番ではありません。同じ雨でも、しとしと降る雨と屋根を打つ雨ではまったく別の音に聞こえます。分類はあくまで、探すときの入口としてお使いください。
自然音 — 雨・波・川・たき火
自然音は、雨や波のように、屋外で自然に鳴っている音をまとめた分類です。眠るための音として、いちばん名前を思い浮かべやすい種類かもしれません。
共通しているのは、同じようでいて少しずつ形が変わる「ゆらぎ」があることです。完全な繰り返しではないので、次に何が来るのかを耳が身構えにくく、そのまま聞き流しやすい音になります。
いっぽうで、波が打ち寄せる音のように強弱の差が大きい音は、静まりかえった部屋ではひとつひとつの波が気になることもあります。音量を少し下げてみる、それでも気になるようなら雨のように変化のゆるやかな音へ切り替える。そうして角を丸めてあげると、ぐっと聞きやすくなります。
それぞれの音のくわしい話は、次のページにまとめています。
自然音の解説は順次追加しています。新しい記事は、この一覧からお読みいただけます。
ノイズ — ホワイトノイズとピンクノイズ
ノイズは、はっきりした高さ(音程)を持たない、砂嵐のような音の総称です。名前だけ聞くと耳ざわりに思えますが、眠るときには「変化がないこと」がそのまま持ち味になります。
ホワイトノイズは、低い音から高い音までをほぼ均等に含んだ音です。「シャーッ」という広がりのある響きで、始まりも終わりもなく、ずっと同じ表情を続けます。
ピンクノイズは、音が高くなるほど強さが下がるように整えられた音です。ホワイトノイズより低めでやわらかく、「ザーッ」に近い聞こえ方になります。高い音が刺さって感じるときは、こちらのほうがなじむことがあります。
どちらも変化が少ないため、外の物音や隣室の生活音が気になるときに、背景として敷いておく使い方に向いています。ただ、無機質に感じる方もいるので、そのときは雨のような自然音に切り替えてみてください。同じように流しっぱなしにできる音でありながら、ぐっと表情が出ます。
2つのノイズのくわしい話は、次のページにまとめています。
生活音・乗り物の音
扇風機のうなり、走る電車のごとごと、車内のこもった響き。ふだんの暮らしのなかで、何度も耳にしてきた音です。
この分類の持ち味は「知っている音」であることです。新しい情報がほとんどないので、意識がそちらへ向きにくく、部屋の空気の一部のようになじみます。自然音がしっくりこなかった方が、扇風機の音に落ち着くこともあります。
乗り物の音は、走行のリズムがそのまま一定のテンポになるのが特徴です。ゆっくりしたテンポの音が好きな方には、この分類が合うかもしれません。生活音のくわしいページも、順次追加していきます。
子守唄・楽曲と、声
ここまでの3つが「背景」だとすると、子守唄と声は「そばにいる誰か」に近い音です。
子守唄や静かなアレンジの楽曲には、メロディがあります。耳が次の音を追いかけるぶん、意識は音のほうへ向きます。眠りに落ちる直前というより、寝室に入って、その日のあれこれから気持ちを切りかえたい時間に向いています。
声は、さらにはっきりと人の気配のある音です。アプリ「ひつじの添い寝」では、ひつじの「メリー」が1から100まで数えるひつじカウントを、ASMR(ささやく声)・ツンデレ・おさなごえの3種類から選べます。しずかなアレンジ楽曲のよるのアレンジとあわせて、追加コンテンツとしてご用意しています。
数を数える声は、はじめは言葉として聞こえていても、そのうち抑揚だけが残っていきます。眠くなるまでのあいだ、ひとりきりの静けさが少しさみしいときに選ばれることの多い音です。
音を選ぶときの目安と、今後の追加予定
どれがよいかは、お部屋の状況とその日の気分で変わります。迷ったときは、次の3つを目安にしてみてください。
- 気になる物音があるか — 外の車の音や隣室の音を覆いたいなら、変化の少ないノイズや雨の音
- 静けさが落ち着かないか — しんとした部屋が苦手なら、たき火や波のように表情のある音
- イヤホンかスピーカーか — アプリには、イヤホン向けのビートモードとスピーカー向けのおだやかモードがあります
「ひつじの添い寝」では、これらの音をひとつずつ選んで流します。迷ったときは、その夜の気分でひとつ選んでみてください。気になった音は再生リストにまとめておけば、順番に流していけます。今夜はこの音、眠れない夜はあの音、と切り替えていくうちに、自分に合う音が見つかっていきます。
自然音や生活音の解説を順次追加しています。公開した記事は、該当する分類の一覧に掲載します。
なお、睡眠についての一般的な情報は、厚生労働省のe-ヘルスネットや「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも公開されています。眠りの環境そのものを見直したいときは、あわせてご覧ください。
よくあるご質問
環境音と子守唄は、どちらを選べばよいですか。
どちらが正しいということはありません。メロディのある子守唄は耳が音を追いかけるので、寝室に入って気持ちを落ち着けたい時間に向きます。変化の少ない環境音は、そのまま流しておく背景として向きます。アプリでは音はひとつずつ流れますので、両方を同じ再生リストに入れて、子守唄から環境音へと続けて流すこともできます。
音は一晩じゅう流したままでよいのでしょうか。
止めたいときは、スリープタイマーをお使いください。オフ・15分・30分・45分・60分・90分から選べ、指定した時間になると約30秒かけて音がゆっくり消えていきます。時間は実際に聴いていた時間で数えます。
イヤホンとスピーカーで、音の選び方は変わりますか。
アプリには、イヤホン向けのビートモードと、スピーカー向けのおだやかモードがあります。聴く環境に合わせて切り替えていただくと、同じ音でも聞こえ方が変わります。
出典・参考
- 厚生労働省 e-ヘルスネット 健やかな睡眠と休養
- 厚生労働省 睡眠対策
- 厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド2023(PDF)
ご注意
この記事は一般的な情報をまとめたものであり、病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。アプリ「ひつじの添い寝」は医療機器ではなく、症状の改善や治療を行うものでもありません。
眠れない状態が続くとき、日中の生活に支障が出ているときは、ひとりで抱えこまず医療機関にご相談ください。